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支倉凍砂が大学を辞めた理由「英語がわからない」「コミュ障」 十月一日の独り言 ○うう…大学辞めそうです。 理由。 英語の先生が外人だから。 外人嫌いなんだよ!!態度がでかいんだよ!!体もでかいんだよ!!日本語喋れ日本語!! 十月二日の独り言 ○物理科の生徒の大半がむかつくんですよ。 なんの哲学も目標も持たず物理科に来ている奴は今すぐ死ね。 つーか的外れな事を偉そうにぐだぐだ言ってんなくそが。うぜーんだよ。 てめーは自分が馬鹿ですと宣伝して回ってる事にすら気がつかね-馬鹿なんだよ。 現実的妥協点を無視した完璧理論をほんの些細な事に持ち出して他人を見下しているつもりですか? 貴方馬鹿ですか? つーか馬鹿なんだよ。 完璧理論と正論はあくまでも文字として誰に向けての物でもなく存在するからこそ完璧であり正論なのであって、それが他人の行動を面と向かって非難する物でありかつそれが現実的妥協点をとうに越した馬鹿極まりない物である場合10割がた相手を不快にさせるだけですよ? そんな事もわからないんですか? まあわからないからクソなんでしょうけど。 …と,面と向かって言えるほど私は強くないので日記で愚痴る。 あー、もうごめんなさい!! こんな日記ははっきり言ってネット資源の無駄使いで見た人も不快にさせるしのせるべきではないのはわかってんですけど私にはここしかないんですよ!! ほんと周りにいるやつらがうざいんです!! ぎゃーーーーーーーーー!! 無視できれば良いんですが生憎と私はそこまで人間できてません。 この状態を突破するには私の哲学では無理です。椅子を手に持ち振り上げて後ろから相手の脳天にめり込ませるのが私の哲学です。 あー…学校行きたくねえ…。 外人の教師もムカツクし…。何でうぜえ連中とコミュニケーションを無理矢理に取らせる授業なんかするんだよ…ほっとけよ。ここの国はてめーらの母国と違って銃がねーんだよ。許してくれよ。 砂色の世界、より抜粋 http //web.archive.org/web/20041026065220/http //yokohama.cool.ne.jp/chinakiss/kouki.html
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3.2.笑いとユーモア3.2.1.心理学における笑いとユーモア研究の概観 笑いは、横隔膜の振動により呼気が繰り返され、声門を振動させ、ハハハという声が生じる生理的現象である。くしゃみや咳などと同じく、意図した模擬的反応も不可能ではないが、本来の不随意な反応とは違ったものになってしまう。チンパンジーも、笑いに似たハアハアという声を出すが、呼気と吸気の交替で、あえぎに近い(Provine 2000)。笑いは、人間に特有の生理的反応である。 笑いは、くすぐりによっても生起されるが、多くは社会的状況での会話、ジョークなど複雑な認知的刺激によって生起される。「感じる人にとって人生は悲劇であり、考える人にとって人生は喜劇である。」という警句に示されるように、笑いを生じさせる認知的な刺激は高度に複雑な内容にまでおよび、反応の個人差も大きい。 一方でくしゃみや咳にちかい生理的反応で、もう一方で高度に知的という、人間に特有の現象である、このこしゃくな笑いの解明に向けて、多くの哲人、学者が挑戦を行ってきた(木村1983)。解明の糸口らしきものは見つかってはいる。しかし、まだそれらの糸口は本体には達していない。哲学的な概念的分析だけでも、生理学的な自然科学的研究だけでも、笑いという即物的でかつ形而上学的な側面もある現象の本体は把握できないからである。 自然科学と哲学の中間にある心理学は、笑いを解けるのだろうか。たしかに可能性はある。しかし現状の心理学では、笑いはほとんど無視されている。 Martin(2007)の"The Psychology of Humor"は、笑いとユーモア(注1)に関する心理学的な研究を、認知、発達、社会関係、個人差、健康や精神衛生との関係、教育・臨床・産業における応用、哲学的な先駆的理論の概観、進化、生理、脳などの生理生物学的な研究までふくめて網羅した大著である。本のはじめの方で、英語での心理学のテキストを調べた論文を紹介し、笑いやユーモアについては、子供の発達などの領域で若干扱われている程度で、心理学のテキストでは、ほとんど扱われていないと述べている。日本でも状況は変わらない。生理心理、学習、認知、発達、人格、社会心理、臨床心理、文化心理、心理学のどの領域でも、笑いとユーモアはテキストではほとんど扱われず、研究においても各領域の周辺の無視できる程度の位置しかしめていない。Martinが行ったのは、様々な分野を横断して、各領域の周辺の辺境の地から、笑いとユーモアに関する文献を徹底的に渉猟することだった。その上で、各分野の研究に対するエビデンスに基づいたクリティカルな検討がなされている。自分の専門のユーモア尺度についてのみ、ややバランスを欠いて自説を主張しているきらいがあるが、他は見事にバランスがとれた記述をしている。Martinの"The Psychology of Humor"は、ユーモア研究の碩学が一人で書いた現時点では最良のハンドブックである。 なぜ心理学では、笑いとユーモアは、周辺的で無視される存在にとどまってきたのか。これは、心理学の歴史に関係している。心理学の主流は、1960年代まで様々な学派だった。ゲシュタルト、行動主義、精神分析など、それぞれに独自の方法で心理学の体系の構築を試みた。知覚や学習、人格などの限られた領域で成功した方法に依拠して心理学の体系を構築できるはずもなかった。心理学が学派の時代を抜け出す契機となったのは、1960年代の認知革命である。1960年代の認知心理学から1980年代の認知科学と、心の研究は、真に学際的で科学的なものとなった。ただ、感情は、身体、意識、認知、社会関係、文化にわたる多面性のため、学派の時代の心理学でも、認知革命以降の心の研究でも、なかなか中心的テーマとはならなかった。感情科学といえる研究が本格的に始動したのは、1980年代の後半から1990年代の後半にかけてのことである(雨宮2005)。 現在の心理学において笑いとユーモアの研究が、周辺にとどまり、なかなか問題の核心の解明に到達できないのは、感情研究の遅れが原因である。Martin(2007)は、笑いとユーモアの核心となるのが、陽気な気分(mirth)であるとし、笑いやユーモア研究では、感情としてのアプローチが重要であると指摘している。しかし、あれだけ包括的なMartinの大著には感情の章がないし、陽気な気分や笑いを感情のなかに適切に位置づけることも出来ていない。ただこれをMartinにもとめるのは酷かもしれない。Frijdaは、感情の理論的研究のパイオニアであり、感情現象の多面性を包括的に扱った本を1986年と2006年に出している。Frijda(1986)では、笑いについて2,3頁、生理的な研究やケストラーなど先駆的な研究をとりあげていたが、1990年代から2000年代初めにかけての感情研究の進展をうけたFrijda(2006)では、笑いに関する記述はほとんど消えている。身体、意識、認知、社会関係、文化にわたる多面性という点では、笑いは怒りや、悲しみ、恐怖、嫌悪、喜びなどの感情と同じである。しかし、笑いを生起させる刺激は一方でくすぐりだったり、もう一方で認知的に複雑な刺激だったり、よりややこしい。感情研究のなかでも、感情の認知的評価理論は、認知心理学の影響を受け、ハンドブック(Scherer,et,al.2001)が書かれるほどに発達した領域だが、感情の認知的評価理論で笑いを扱う研究者は、ほとんどいない。他の感情と並べて扱うには、笑いは特異で手に負えないのである(注2)。Provine(2000)は、くすぐりによる笑いや、笑い声による表出、笑いの感染性などの社会的側面を重視し、エソロジー的なアプローチにより、笑い研究に新風をもたらした近年の笑い研究を代表する一人である。しかし、Provine(2000)は、笑いを生起させる認知的な刺激や笑いにおける内的な感情などは無視してしまっている。 Martin(2007)が指摘するように、笑いとユーモアの解明に向けては、感情としてのアプローチが必要である。しかし、現在の感情心理学そのままでは不十分である。笑いというこしゃくな現象の解明には、ひとひねりが必要らしい。私の考えでは、このひとひねりを提供してくれるのが、Reversal Theoryである。Reversal Theoryは、イギリスの心理学者Apter(1982,2001,2007)が創始した動機付けスタイル、あるいは、メタ動機付けの理論で、娯楽として危険や恐怖を求めたりする人間の動機付けのダイナミックな側面をうまくあつかっている。理論の基本が、現象学的システム論を指向していて、現在主流のアメリカ心理学とは一味違っているので、日本の心理学のなかでもほとんど知られていない(日本語の用語も定着していないので本稿では英語をそのままつかう)。Stenbergは、Apter(2001)の書評で、"Reversal theory is one of psychology’s best-kept secrets."と評している。Reversal Theoryは、四つの動機付けスタイルの対比をあつかった、大規模な理論で、やや理論先行のきらいはある。本章では、笑いとユーモアに直接関係する、Telic-Paratelicの動機付けスタイルの対比のみを取り上げる。 Telicは目的追求のまじめモードである。Paratelicは目的を脇においた活動中心の遊戯モードである。笑いとユーモア解明に向けてのReversal Theoryのポイントは、以下の五点である。(1)覚醒度と快感度の対応が最適覚醒水準理論の想定とは異なり、TelicかParatelicかのメタ動機付け状態によって変わる。高覚醒を生じさせる刺激は、Paratelic状態では快の興奮を生じさせるが、Telic状態では不快な不安を生じさせる。(2)TelicかParatelicかのメタ動機付け状態は、刺激や、環境要因、認知的構え、自発的な反転によって変わる。(3)誰でも状況に応じてTelic状態とParatelic状態を反転しつつ経験するが、人によってTelic状態がドミナントなタイプとParatelic状態がドミナントなタイプがある。(4)見かけ/真相の認知的シナジーを生起させる刺激がユーモア刺激となる。この認知的シナジーによって、Telic状態にいた人もParatelic状態へ反転し、高覚醒による快の興奮が生ずる。(5)Paratelic状態での高覚醒がもたらす陽気な興奮が、ユーモアで経験されるおかしみであり、笑いとして表出される。 Reversal Theoryの利点は、笑いとユーモア解明に向けて、認知と感情、個人差を無理なく統一的に扱えることである。認知的シナジーについては、Wyer(2004)が、認知社会心理学的な観点から展開と検証を行っている。感情については、私の知る範囲では、現在の感情研究との関連での展開はあまり行われていない。表出や社会関係についても、Paratelic状態における遊戯性に着目すると、展開は可能である。 以下、笑いとユーモアの心理を、遊戯的なParatelic状態における高覚醒の快の興奮という観点からとらえようとするアイデアの概略を、ごくざっとスケッチしてみよう。3.2.2. 表出・感染・くすぐり 心理学における感情表出の研究では、Ekman(2003)による表情研究が中心だった。Ekmanらは顔の筋運動に基づく、表情記述システム(FACS)を開発した。Ekmanらによると、笑い顔は基本的に、大頬骨筋の収縮による口角の上昇と目尻の下降、眼輪筋の収縮による眼の表情変化の二つの成分からなっている。大頬筋の収縮のみによる笑い顔をノン・デュシェンヌスマイル、両方の筋収縮が生じた笑い顔をデュシェンヌスマイルとよぶ。デュシェンヌスマイルでは、眼も笑っている。Keltner,et,al.(2003)によれば、ノン・デュシェンヌスマイルは、写真撮影の時のチーズのように誰でも随意的に出来るが、普通の人はデュシェンヌスマイルを随意的にすることはできない(可能な人も2割以下程度はいる)。快感情との関連はデュシェンヌスマイルの方が強く、職場の地位の高い人はデュシェンヌスマイルをより多く、地位の低い人はノン・デュシェンヌスマイルをより多く示すという研究も報告されている(Keltner,et,al.2003)。愛想笑いはノン・デュシェンヌスマイルである。 感情表出においては、声の研究は表情の研究に比べ、かなり遅れている(Juslin Scherer, 2005)。最近になって、音声分析ソフトが簡単に使えるようになり、ようやく研究が増えてきた。しかし各感情の音声を区別するためには、基本周波数、強さ、速度、それらの変動などの簡単に計算できるパラメーターのみでは不十分である。表情では快と不快の顔は、大頬骨筋の収縮や皺眉筋の収縮などによって簡単に識別できる。人間の耳で聞いても、快の声と不快の声の区別は容易につく。しかし、音声パラメーターで快の声と不快の声をどう区別するかが分かっていない(Juslin Scherer, 2005)。声の高さ、強さのみでなく、音質が関係してくるが、音質に関するパラメーターをどう設定すべきかが分からない。快の声と不快の声の区別に和音理論を援用しようとする試みもある(Cook, 2006)。 表情で注目すべきは、怒り、恐怖、悲しみ、嫌悪、軽蔑など不快感情が相互に明確に区別されているのに対し、喜びや笑いなどの快感情の区別があまりされていないことである。Ekman(2003)は、勝ち誇った喜び、安堵の喜びなど、さまざまなタイプの快感情の区別は主に声によっているのではないかと推測している。 ここで、人間では表情による感情伝達が重視されるが、進化的に言えば、音声による感情伝達の方がより基本的であることを指摘したい。ほ乳類が生活する環境では表情は常に見えるとは限らず、脊椎動物全般でも事情は同じである。イヌのうなり声をきけばわかるように動物は、相手を威嚇するときにはグルルと低い声を、宥和するときにはキャンキャンと高い声をだす。これは、低い声が大きな体の、高い声が小さい体の指標となるからである。こうした音声の高さによる感情伝達をサイズシンボリズムという。ヒトの音声伝達でも、イヌと同じく、気遣いの相手に宥和感情を示すときには「ハイ!かしこまりました↑」といった調子で声のトーンが急にあがったり、逆に相手を威嚇するときには「おい、こら↓」などと声のトーンを下げたりする。Ohala(1994)は、サルやヒトにおける口角をあげた笑い顔は、音声による宥和の感情伝達から派生した儀式化であるとの仮説を提示している。口をとがらすと音声の共鳴区間が長くなり低い声に、口角をあげると音声の共鳴区間が短くなり高い声になるからである。笑い顔の起源がOhala(1994)の主張するような音声伝達の儀式化か否かは別として、進化的に見ると、感情伝達における声の重要性、優先性は明確である。 笑い声の研究は始まったばかりである。Provine(2000)は、笑い声が、毎秒五回程度の周期的呼気による、口腔での調音を経ない、喉頭原音であることを強調し、笑い声が人類進化において、言語音に先立って生じた可能性を論じている。Provine(2000)は笑い声が定型的であることを強調しているが、Backarowski Owren(2001)などは、笑い声に種類があり、伝達する感情に違いがあることを示している。例えば、声帯の振動のすくない無声にちかい笑いは、よりネガティブな印象を聞き手にあたえる。また、ゲームで会話をさせると、男同士のペアより、男女のペアのときの方が、男はかなり高い基本周波数での笑い声を出す。これは、音声と同じく宥和のシグナルだろう。 笑い声は、笑いの感染しやすさと関わっている。テレビなどのコメディにつきものの録音された笑い声をLaugh Trackという。笑い袋(英語圏ではLaugh Box)はおなじみのパーティーグッズである。Provine(2000)では、1962年にタンザニアで起きた女子高生における笑いの集団感染による学校閉鎖事件など、笑いがいかに感染しやすいかを、Laugh Boxによる実験も含めて豊富に紹介している。いずれも笑顔というより、笑い声が感染の原動力となっている。 なぜ笑い声は感染しやすいのか。Ramachandran(1998)は、笑い声が、人類が進化した森やサバンナにおいて、アラームが誤りだったことを伝える信号として進化したという説を提案している。サルは危険を知らせる音声を発する。捕食者を見つけた個体がアラームの音声を発せば、集団の他の個体は捕食の危険を減らすことができる。ただし、アラームを発した個体自身は自分が見つかる危険を増す。他の個体が発するアラームを利用するだけの方が得である。しかしサルのように互いに個体識別のできる集団では、アラームを発する危険を冒したことが他の個体によって記憶され、アラーム発声行動が互恵性によって進化する可能性がある。アラームが間違っていた場合、実は、危険がなかったとの信号を発することに危険はない。従って安心して感染できる。動物が、群れで、「だいじょうぶ」、「よかった」と笑いを交わしているといった感じである。 笑い声のアラーム解除信号説は、進化的な推測にすぎない。笑い声の感染の仕組みはわからない。Reversal Theoryでは、笑いを遊戯的でParatelicな状態における反応として位置づけている。笑い声の感染は、笑い声という表出そのものの純然たる個体間連鎖というより、笑い声が聞き手に遊戯的なParatelic状態を誘導し、そのときの刺激にParatelicに反応しやすくなり笑うという経路の可能性もある。Laugh Trackや寄席や教室などにおける笑いの感染は、集団的な場の影響によるParatelicな状態の伝搬が中心だと思われる。 感染と並んで注目すべき現象はくすぐりによる笑いである。Provine(2000)が強調しているように、くすぐりで笑いが生ずるためには、自分で自分をくすぐってもだめで、他者による予測できない触覚刺激が必要である。またくすぐりによる笑いは脇やおなかなど身体的に無防備な部位でより生じやすい。従って、くすぐりは、安心のフレームがないと、容易に他者による侵害の苦痛になってしまう。実際、くすぐりは過去、拷問の手段として使われてきた。くすぐりの笑いは、Paratelic状態で生じた高覚醒がもたらす快の興奮によるものである。Telic状態では、他者による侵害であるくすぐりによる高覚醒は不安を生じさせるだけである。 笑いのアラーム解除信号説よりもより有望な笑いの進化的起源説に、笑いが幼い個体間のじゃれ遊び(Rough and Tumble Play)に起源があるとの説がある(Provine 2000)。くすぐりによる笑いは、笑いのアラーム解除信号説では説明しにくいが、笑いのじゃれ遊び起源説では説明しやすい。じゃれ遊びにはくすぐりっこも含まれているからである。Reversal Theoryでは笑いを、遊戯的なParatelic状態における高覚醒状態での快の興奮として位置づけようとするので、遊戯性と高覚醒をともなう笑いのじゃれ遊び起源説と適合的である。くすぐりによる笑いや、笑いの感染現象は、Reversal Theoryの観点から分析可能で、その背景には笑いのじゃれ遊び起源があるのかもしれない。3.2.3. 感情 1980年代以降、感情研究の進展はめざましい。脳、認知、社会、進化、文化、臨床と幅広く研究が展開されている(雨宮2005)。しかし、感情に関する基本的な概念規定が難しい。感情と気分、情動、情緒、態度の区別と相互の関係、感情の種類と相互の関係、これらは感情に関する素朴で基本的な疑問だが、まだ研究者の間で意見の一致を見ていない。感情にかんする諸現象、様々に異なる感情は、巨大なゾウのようなものである。研究者によって異なった部分に着目し異なった方向から見ている。感情の種類と相互の関係と感情と気分、情緒、態度の区別と相互の関係について、統一的な見方をしめした注目すべき最近の理論として、コアアフェクト説がある。私の考えでは、コアアフェクト説は、感情現象という巨大なゾウを、首尾良く腑分けしうる理論的枠組みを提供している。ここでは、まずコアアフェクト説を簡単に紹介し、コアアフェクト説との関連で、Revresal Theoryにおいて笑いの感情的側面をどう扱えるのか述べる。 Russell(2003)は気分に相当する内的状態の把握をコアアフェクトとなづけ、これを中心に感情現象の整理を試みた。種々の感情現象は、コアアフェクトの変化に、出来事や状況の認知的評価、感情表出、コアアフェクト変化の因果帰属、身体的変化、行動へのバイアスなどが加わって生ずる。これを感情エピソードとよぶ。恐怖、怒り、悲しみなどの基本感情は、典型的と認識される感情エピソードである。典型的感情エピソードとその変異形は、ファジーなクラスターを形成する。苛立ち、憤激、激怒、恨みなど様々な怒り、安堵、高揚、達成感、誇り、感謝など様々な喜びは、感情エピソードの変異形として位置づけられる。強い身体的変化をともなわず、ある対象に帰属されるコアアフェクトの変化は、あこがれなど、一般に情緒と呼ばれるものに相当する。コアアフェクト説では、気分は、特定の対象にむけられないコアアフェクトの持続的な状態である。また、対象に付与されたコアアフェクトの変化が、対象の感情的な質(Affective Quality)である。このようにコアアフェクト説では、感情、および感情と関連した諸現象を、コアアフェクトを中心にして、位置づけようと試みている。 図1.笑いによるコアアフェクトの変化 図1にコアアフェクトの円環を示した。Russell(2003)は、コアアフェクトを快-不快、覚醒度の2次元だとした。コアアフェクトに相当する気分・感情の次元構造における次元数と軸の方向については、20世紀の終わりから21世紀にかけて、気分感情尺度の研究者の間で、集中的な論争が行われた。 次元数に関しては、1次元の快不快だけでは不十分で、2次元は必要だという点で研究者の意見は一致している。2次元では快不快に覚醒度が加わる。ヴントの伝統なのかヨーロッパの研究者には3次元論者も多いが、3次元目は力量、強度など様々である。強度と覚醒度は、正の相関を示し、両者の区別は微妙である。尺度になんらかの対他関係が入ってくると力量の次元が出てくる。コアアフェクトを気分に相当する内的状態の把握と規定して対他関係に関連する力量を除き、次元が独立であるべしとすれば、Russell(2003)の唱える、快-不快、覚醒度の2次元は妥当である。 軸の方向についての議論はややこしい。Russellは単純に快-不快、覚醒度を基本方向としている。これに対し、Watson(2000)、Thayer(1996)らは、これとは45度違う方向が基本だとしている(Watsonが肯定感情と否定感情、Thayerがエネルギー覚醒と緊張覚醒で、Thayerの方がやや生理的だが、基本は同じなのでここでは両者を並べてしめす。)。主な論拠は、肯定感情(エネルギー覚醒)と否定感情(緊張覚醒)が種々の事態で独立に変動することである。例えば、肯定感情(エネルギー覚醒)は体温と相関し日内変動を示すが、否定感情(緊張覚醒)は日内変動を示さず、ストレスとなる出来事によって変化する。また円環における気分・感情語の分布を見ると、各45度方向が密である。これらの事実は、肯定感情(エネルギー覚醒)と否定感情(緊張覚醒)について独立した系が存在する可能性を示唆している。しかし、高肯定感情+高否定感情は中立的な高覚醒にならず、アンビバレンツになるなど、意識による内的状態の把握という観点からすれば、快-不快、覚醒度を基本方向とする考えも否定しがたい。意識される次元と生理的な系の対応など、今後の研究が待たれる。 笑いによってコアアフェクトはどう変化するのだろうか。ほっとするとすれば、くつろいだ、リラックスしたという、緊張覚醒の低下がもたらされる。元気がでるとすれば、活気のある、わくわくしたという、エネルギー覚醒の増加がもたらされる。緊張覚醒の低下にしろ、エネルギー覚醒の増加にしろ、快方向への変化であり、円環上で90度しか違っていない。こうした微妙な方向の違いを直接に査定した研究はまだほとんどないが、生理的な覚醒度とユーモアによる愉快さの程度が正の相関関係を示す(Godkewitsch 1976)などの報告からすると、笑いやユーモアによって、主にエネルギー覚醒増加方向への変化が生じていると想定できる。上述した気分・感情に関する尺度論的な展開をふまえて、生理的指標と照合しての、笑いによるコアアフェクト変化の研究が望まれる。 図1の快-不快、覚醒度の2次元の円環は、気分・感情を記述するための基本枠である。円環のなかでコアアフェクトがどう変動するかの説明はまた別である。変動には、日内変動、出来事の認知的評価、生理的刺激、など種々の原因がありうる。笑いによる変動はそのなかの一つである。 覚醒度と快-不快の対応についての古典的理論に最適覚醒理論がある。これは、覚醒度のレベルに応じて、快感度が逆U字を描くとの仮説である。覚醒度が低すぎると退屈、高すぎると不安になり快感度が下がる。中程度の適度な覚醒度の時に最大の快感度が得られる。Berlyne(1972)は最適覚醒理論を、笑いの説明に適用した。例えば、ジョークには意外な点や注意を引くところがあり、覚醒度を適度にあげ快をもたらす。あるいは、覚醒度を不安なまでに高めて、「おち」で覚醒度を最適な水準に下降させ、快をもたらす。この最適覚醒水準での快が笑いであるとの仮説である。 図2.覚醒水準と快感度の対応 Berlyne(1972)の仮説はもっともらしいが、いくつかの実験事実と矛盾している。先にあげたように、生理的な覚醒度とユーモアによる愉快さの程度は正の相関関係にある(Godkewitsch 1976 )。快の覚醒でも不快の覚醒でも、覚醒度を高めてからユーモアを示すと面白さの程度が増すという実験もある(Cantor,et,al.1974)。笑いとユーモアが生ずる事態では、覚醒度と快感度は逆U字ではなく、直線関係にあるらしい。コメディアンなら知っているように、刺激が強くて、覚醒度が高いほど、笑いやユーモアの快感度は増す。 覚醒度と快-不快の対応について、最適覚醒理論に代わる理論を提示しているのがReversal Theoryである。Reversal Theoryでは、目標追求のTelic状態と遊戯的なParatelic状態を仮定し、図2に示すように、Telic状態とParatelic状態で、覚醒度と快感度の対応が異なると考えた。 Reversal Theoryでは、笑いやユーモアはParatelic状態での出来事だと想定している。効果的なユーモア刺激は、受け手がTelic状態にいたならParatelic状態に変え、また覚醒度を高める。覚醒度を不安なまでに高めて、つぎに「おち」でなんだと思い、笑う理由は、最適の覚醒度に落ちたからではなく、ちょっと真剣になったTelic状態が、「おち」のなんだでParatelic状態に変わって、高覚醒を快として経験できるようになったからである。 人間は真の危険を察知するとTelic状態になる。逆に安全だとの認識があると、Paratelic状態になり、ジェットコースターにおける高覚醒も興奮して楽しめる。ホラー映画も、興奮して楽しめる。もちろんホラー映画などで、たしかに恐怖は経験する。しかしこれは、真の危険を感じた時の恐怖とは違い、遊戯性のParatelicなかっこにいれた恐怖である。Reversal Theoryではこの種の感情をParaphaticな感情として位置づけている。 図1と図2を比較すると、覚醒度と快感度の対応が、Paratelic状態ではエネルギー覚醒の線にそって、Telic状態では緊張覚醒の線にそって、それぞれ変化していることが分かる。活動志向のParatelic状態はエネルギーに、目標志向のTelic状態はストレスに、より影響をうけているのかもしれない。Telic状態とParatelic状態は、色彩嗜好の変動や、生理的指標などによって測定が試みられている(Apter2007)。今後、コアアフェクトの次元構造との関連での、Telic状態、Paratelic状態の研究が望まれる。3.2.4.Cognitive Synergyとしてのユーモア3.2.5.Paratelicな社会関係としての笑いとユーモア3.2.6.笑いとユーモアの個人差とTelic-.Paratelic優位性注1:笑いは声の表出、ユーモアはおかしみ(可笑しみ)に、それぞれ関連した現象を指す言葉である。ここでは、両者の重なり、共通した側面に着目するので、言葉の使い分けにはあまり留意せずに説明を行う。注2 嫌悪は生理的で原始的に見えながら、人間に特有の感情という点で、笑いに似ている。ただしくみは、笑いに比べれば、より単純である。嫌悪の基本的な対象となるのは、排泄物、死体などで、人間の尊厳を、物をはき出すような拒否反応で維持している(Rozin,et,al. 2000)。嫌悪は道徳的な反応にも比喩的に展開される。
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TL/W37-102 カード名:ぷちヤミ カテゴリ:キャラ 色:黄 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《変身》?・《たいやき》? 【永】 あなたのターン中、あなたのキャラすべてが、《変身》?か《家事》?なら、このカードのパワーを+2000。 私も非常に不快です レアリティ:PR ブースターパック「To LOVEる-とらぶる-ダークネス2nd」 BOX購入特典 15/09/17 今日のカード
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蒼花妖精リエル R 光/自然 (5) 5500 スノーフェアリー/シャインハート ■ハンター 破天后とつくクリーチャー ■このクリーチャーはテキストに破天后と書かれたカードの効果を受けない (F)無理して戦わない方がいいよ〜・オ・バ・サ・ン♪-破天后に対する最大最強の挑発- 作者:マイルス 代理作成:まじまん 評価 あら。シャインハートとは誰かを不快にして過ごすのが金科玉条なの? ―――破天后アラリド まじまん
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販売元 Frictional Games 発売日 2006/07/05 ジャンル ホラー, アドベンチャー 体験版 無し パッケージ ダウンロード専用タイトル 備考 完全無料のフリーゲーム スクリーンショット 日本語化情報 ダウンロード penumbra日本語化 @ ウィキ 備考 関連リンク 公式サイト 海外公式サイト。 4GAME ダウンロードはこちらから コメント 注意事項 他人が不快になるコメントはお控えください。 ゲームに関係のない話題はご遠慮ください。 名前
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このページの最終更新は 2012年09月21日 (金) 05時46分57秒です 伊賀忍者屋敷が1層の隠居残してリセットされました。 http //uni.2ch.net/test/read.cgi/sato/1348122615/305 .305:名無しさん@お腹いっぱい。(WiMAX) [] :2012/09/21(金) 05 14 08.66 ID xm9RJ7Qo0 [PC] かいさーん ★★★忍者のルールを決めよう★★★ ★現在議論中★ http //uni.2ch.net/test/read.cgi/sato/1342428981/142 ■暫定ルール 20120917■ 下記の暫定ルールでのみ忍術行使再開 部隊ルール自粛 期限は再度告知するまで(早急に行う予定) 【水遁対象】 スクリプト及びそれに準ずる荒らし(埋立、保守、スレ乱立) 削除人及びそれに準ずる人が水遁を依頼したもの 【土遁対象】 削除人及びそれに準ずる人が土遁を依頼したもの 【水遁・土遁禁止】 犯罪予告 削除要請案件 http //qb5.2ch.net/saku2ch/index2.html 叩き、煽り、私怨、報復、誹謗、中傷、スレ違い、不快、不適切、粘着 http //uni.2ch.net/test/read.cgi/sato/1329059104/663 ■忍術基本ルール 20120629■ 【水遁対象】 スクリプト及びそれに準ずる荒らし(埋立、保守、マルチポスト、コピペ、スレッド乱立) 宣伝板以外での広告宣伝(薬物系を除く) 非実況板での実況(「お止め組。」方針準拠) 他スレへの突撃及びその誘導 削除人及びそれに準ずる人が水遁を依頼したもの ←変更 性的な出会い目的の電話番号、メールアドレス晒しレス(レス削除依頼併用) 土遁対象スレの 1 【土遁対象】 スクリプト及びそれに準ずる乱立スレッド 削除人及びそれに準ずる人が土遁を依頼したもの ←変更 性的な出会い目的を趣旨に立てられたスレッド 【水遁・土遁禁止】 犯罪予告 削除要請案件 http //qb5.2ch.net/saku2ch/index2.html 宣伝板での広告宣伝(薬物系を除く) 叩き、煽り、私怨、報復、誹謗、中傷、スレ違い、不快、不適切、粘着、を直接の理由とした忍術行使 ☆議論中☆ 【水遁対象】 ・いわゆる18禁相当のエロ画像・動画・zipなどへのリンク ←New http //uni.2ch.net/test/read.cgi/sato/1329059104/924 ・2ちゃんねる内での過度なエロ(画像・動画・zipなどへのリンク) ←上記の別案 http //uni.2ch.net/test/read.cgi/sato/1329059104/931 【土遁対象】 ・他スレへの突撃及びその誘導を目的としたスレッド ←審議取下げ http //uni.2ch.net/test/read.cgi/sato/1329059104/900- 以前のVar. http //uni.2ch.net/test/read.cgi/sato/1329059104/57 ■忍術基本ルール 20120215■ 【水遁対象】 スクリプト及びそれに準ずる荒らし(埋立、保守、マルチポスト、コピペ、スレッド乱立) 宣伝板以外での広告宣伝(薬物系を除く) 非実況板での実況(「お止め組。」方針準拠) 他スレへの突撃及びその誘導 削除人及びそれに準ずる人が水遁妥当と判断したもの 性的な出会い目的の電話番号、メールアドレス晒しレス(レス削除依頼併用) 土遁対象スレの 1 【土遁対象】 スクリプト及びそれに準ずる乱立スレッド 削除人及びそれに準ずる人が土遁妥当と判断したもの 性的な出会い目的を趣旨に立てられたスレッド 【水遁・土遁禁止】 犯罪予告 削除要請案件 http //qb5.2ch.net/saku2ch/index2.html 宣伝板での広告宣伝(薬物系を除く) 叩き、煽り、私怨、報復、誹謗、中傷、スレ違い、不快、不適切、粘着、を直接の理由とした忍術行使
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このページはこちらに移転しました 幻聴飛行 作詞/tta 避ける 人の心とも知らず 深く それとなくも眺める 不快な共鳴 待ち焦がれたはず 真実にこだわること 叫びながらつぶやくこと 赤に執着したあの子に 自慢してみたった 静かに 見えもしないはず 消える 明るみになる症状 破壊の衝動 待ちきれないのは みだりに扱わない 見透かされれば終る 無駄になるべきのものなら 愛せばいいのに